おぎやはぎ小木　子どもがボランティアやりたがったら「バカにされてんだぞ、国からと」

　お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明が３０日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」に出演。東京五輪・パラリンピックの大会ボランティアへのワクチン接種が急きょ全員を対象にすると変わったものの、２回目の接種日程が五輪開幕後か閉幕後となることに、自分の子どもがボランティアをしたいと言ったら…の設定で、顔を真っ赤にして熱演した。

　番組では、大会ボランティアへのワクチン接種について詳報。当初は選手に近い役割を担う約３万８０００人が対象だったが、２６日に約７万人全員が対象に変わり、１回目の接種は３０日から７月３日。中４週間を空けるモデルナ社製のワクチンが使われるため、２回目の接種日程は７月３１日から８月２日か、８月１０・１１日で、７月２３日開幕、８月８日閉幕の五輪開催中か、もしくは終了後ということになる。

　小木は「安心安全ってずっとうたってたのに、ボランティアに対してそういうところを怠ってるわけだし、もし自分の子どもが大学生とかでボランティアをやりたいともし言い出したときに、えーっと…今からいう発言はテレビで言う発言ではないですよ。家の中での発言として考えて下さい」と前置き。

　「子どもがもし『ボランティアやりたいんだけど、ワクチンが１回目しか間に合わないんだ。でもやりたいんだよねー、お父さんどう思う？』って言ったとき『おまえバカじゃねえの、バカにされてんだぞ国から』と。『そんなボランティアやる必要ないよ、ダメだ、そんなの！お前ふざけんじゃないよ、そんな国の１回目しかできないボランティアなんて、絶対ダメだ。勘当だ！そんなボランティアやるなんて勘当だ！』」と、真っ赤な顔で“ボランティアを禁止する父親”を演じた。

　坂上が「勘当しちゃうの？それで勘当なの？」と笑いながら驚くと、小木は「そんな国の言うことなんか信じるな、おまえ勘当だー！」と興奮。共演のカンニング竹山が「親がバカじゃねえかよ」と突っ込むと、相方の矢作兼が「この親ダメよ」、タレント・辺見えみりも「この親イヤだわ」と笑った。

　小木は、顔を真っ赤にしたまま「そのぐらい怒っちゃうと思う。子どもが、もしボランティアでこんな仕打ちをされてたら、そのぐらい怒るってことを今言いたかった」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99638c55ee98ce0b06c04546cc95120d86c2d823