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わかっても反省はしないんだな
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現実もそうかもしれん。せいぜいデマに惑わされて他人に危害を加えたことに後ろめたさを感じて気まずい思いするくらい
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んで自分の過去を振り返るとそんな場面あったなあって思ってさ
大概自分もクズでさ、濡れ衣で危害を加えられた人間が自分を恨まなかったことに感謝すらしていないせいぜいバツが悪い程度
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お前らもそんな事ないか
対立煽りマンの策略にまんまと乗って他人に危害を加えたこととかさ
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今日はそんな話するわ
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誰もいない
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よくある話だな
オタが暴れた炎上事件とかは大体そんな感じ -
>>7 人いたのか
んで思ったわけさ。デマに惑わされて他人を叩いてるときってさ、相手になにか多少の問題はあったとしても危険な人物ではない。つまり大義名分を掲げて叩いても反撃してこない。
そういう打算的な計算が頭にあってさ、本当にこいつデマの通りの人間か？という疑問を他人を叩く快感で考えないようにしてるんじゃないかな？
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今日のエピソードはそんな自分の浅ましさを卑しさを垣間見た案件だよ
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オタが暴れた炎上か
まさにそれかもしれんな -
こいつは訴えてこないだろってのを選んで叩いてる感はある
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>>11そうだな
俺も反省だわ -
もう若くもないころだ
最近というほどもないが少し昔の話だ
俺はそのときの道に迷って他県をさまよっていた。俺は少しだけ頭悪いからな、スマホのマップに行き先通ろくしても普通に迷う -
震災のデマの広めたやつも人のせいにしてたしな
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>>14どんなデマあったっけ？
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そして休日の日中俺は間違って高速道路の入口まで入ってしまい、慌てて手前の駐車場のでUターンするような愚行を繰り返す
もう帰れないんじゃないかと泣きそうになっていた。マップの有料道路のルート消すの忘れていたんだ
そんで俺は高速道路怖くて乗れないからな
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間違ってはいたけど叩かれても仕方ない面もあった～…とかにしがちかもしれんね
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>>17そうそれ
バツが悪いで済ましてしまう自分がいると
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そんで俺は他県のさ
大型車が通れない峠、ってとこに入ってしまったのさ。そこを通らないと迂回してとんでもない遠回りしないと、この名前も知らない県から脱出すらできない
そんな状況だった
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幸い時間帯は午前中で暗くなることなんかありえない。マップ見る限り、30分も走らないでぐにゃぐにゃの峠道は超せる
んでマップ見るために広めの踊り場に車止めたりするとさ、頻繁にバイクがビュンビュン峠に向かってく
ガソリンはほぼ満タン。そもそもドライブ中だし暇俺はこともあろうに、その大型車通行禁止の峠を越そうと考えてしまったのさ
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んで気づくべきだった
俺の愛車が軽だからといって、大型車が通れないような峠を俺のドラテクで越せるわけがない
さっきからバイクしか見かけない
その２つに気づくべきだった
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んで峠に入った俺
しばらくして凄まじい違和感に気づいた
松の葉の落ちてる数が半端ない。そのうえで針葉樹の濃い臭いが半端ないつまり、道路のすぐ脇に松がぐにゃぐにゃ並んでて枝を自己主張してた
それでも俺は進んだ
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そして俺はとんでもない細い登り坂に入ってしまった
もう本当に45度近いんじゃないかな？ってくらいの体感したことない急な登り坂
体感したことがないGが俺にかかり
俺はあることに気づいた
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今対向車来たら死ぬ
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いや、何かの加減でブレーキを踏んでも死ぬ気がした
これ一回止まったら坂道発進なんかできるテク俺にねえよと
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愛車が聞いたことない音できしむ
時速は10キロも出ていない
俺はとんでもない汗をかきながらゆっくりゆっくりその急な坂を登った
そしてなんとかなだらかな道の踊り場に辿りついた
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そんで俺はクラクションを鳴らした
そして狭い道を何度も何度も切り替えして、なんとか方向転換した
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幸い先ほどクソほど見てたバイクは通りかからなかった
俺は来た道を戻ることにした
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煉獄坂
俺は便宜上その坂をそう呼ぶことにした
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地獄をこえた熱い業火に満ちた煉獄のような坂
そんな意味を込めたんだ
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さて、その煉獄坂。登りはなんとか上手く登りきった
でもさ、これ下るのもめちゃくちゃ怖えのは簡単に予測できた。万が一ニュートラでエンストなんかしたら死ぬイメージがわいた
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んでもいつまでもそこにいるわけにもいかん
俺は煉獄坂の入口にノロノロと愛車をつけた
もうね、なんか目の錯覚で先が崖にみえた
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耳を済ました。バイクの音は聞こえない
煉獄坂を下りきるには体感一分もないはず。俺はチャンスがあるうちにと、アクセルを踏み込んだんだ
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結果は最悪だった
急すぎて見えなかったが、煉獄坂の中腹にセダンが止まってた
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向こうは完全に停止して路肩に止めている。もし接触したらこっちの責任
俺の全身の毛穴から汗が吹き出す
とにかくゆっくりゆっくりと煉獄坂を下り始めた
そんな急な坂を下るのは初めてだったが、意外にグリップ効いててな、普通にすれ違うことができる気がした
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行ける。事故らないで帰れる
二度と大型車侵入禁止の峠になんか入らん
そんな思考が頭をよぎる
もう俺は勝った気でいた
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しかし次の瞬間、信じられないことが起きたんだ
セダンからおっさんが降りて、手をあげて俺の進行ルートに立ってきた
要するに通せんぼしてきてんだ。生見で
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突然のおっさんのとうせんぼ
煉獄坂の中腹で、ブレーキを踏んで止まるしかなかった
「はああああつ！？」
温厚な俺もつい運転席の窓を開けて叫んだ
なんだ？お前はと思ってさ
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おっさんはその状況で気さくな感じで話しかけてきた
「兄ちゃんちょっといい？聞きたいことがあるんだけど」
信じられないと思いました
通せんぼした理由それ？と
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そこからは会話にならなかった
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俺「なんですか？どいてください！！」
おっさん「ちょ、ちょっと待って。怒らないで。ちょっといい？」
俺「どいてください！！」
おっさん「いや、この先〇〇行けるの？どうだった？」
俺「知りませんよ。どいてください！！」おっさん「知りませんて、アンタどっから来たの？」
俺「とりあえず！！どいてください」
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俺は別にいじわるでそういったわけでもなく
下手な情報を与えたくなかったんだ。俺の愛車は軽だから、煉獄坂を登りきったとこの踊り場でUターンできた
でもおっさんのセダンで同じ場所でUターンできるとは思えなかった -
だから、おっさんのこれからの行動に責任を負いたくなかった
そこからセダンで一か八か進むか、それとも一か八かバックするか
それはおっさんが自分で決めてほしかった
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おばさん「ちょっとお父さん！！何してるの？」
おっさん「いや、ちょっと」おばさん「通してあげなさいよ」
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そうして俺は謎のおばさんのおかげでなんとか煉獄坂を降りきって、しばらくして普通の国道に戻れた
そして俺は改めて、二度と大型が通れない峠になど近づかないと思った
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おわり
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そういうことじゃないかな
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聞いてた？
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お前ら聞いてた？
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デマを流すくらいなら発狂する
そんな浅ましくも卑しい人間が俺だったんだよ
元スレ：https://mi.5ch.net/test/read.cgi/c/news4vip/1691251136
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