闇バイトに応募したメスガキのくそしょうもない動機が明らかに「彼氏と旅行したかったから」ちなみに男の20倍の報酬

　栃木県益子町で９月に発生した「闇バイト」の住居侵入未遂事件で宇都宮地裁真岡支部の初公判が５日、行われた。２０歳代の男女２人が、秘匿性の高い通信アプリを通じて、指示役にコントロールされながら犯罪行為に加担した一連の経緯が明らかになった。

　住居侵入未遂罪で起訴されたのは男（２５）と女（２２）の両被告。

　２人が加担した経緯は異なる。

　検察側の冒頭陳述や証拠調べによると、男は、「明智光秀」を名乗る人物から高額報酬で運転手の仕事があると誘われた。秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で連絡を取り、犯行があった９月１１日当日、「織田」と称する人物からの指示で、レンタカーを借りて東京都内で女と合流した。

　女はＸ（旧ツイッター）で「短期間で高収入」とする投稿内容に反応したところ、「明智」からダイレクトメッセージがあり、「シグナル」に誘導された。「空き巣をすると４０万円」と伝えられた女は、空き巣を２回すれば交際相手との旅行などに必要な８０万円が調達できると考え、これに応じた。

　２人は、レンタカーで県内へ移動すると、男のデビットカードでガスバーナーなどを購入。被害者の女性宅では女が見張り役などをして、男が窓ガラスを割って施錠を外そうとした。２人とも片耳にイヤホンを装着し、「織田」や「徳川」を名乗る人物からの指示を受けながら犯行に及んだ。

　弁護側は冒頭陳述で、男が東京・上野で酒を飲んでいる際に見知らぬ男から「車で人を運んだら２万円」と声をかけられ、事件当日になって空き巣を行うよう指示された際には断っていたと主張。事前に個人情報や顔写真を送っていたことから、男が指示役に「家は分かっている。逃げられない」と脅され犯行に加わったと強調した。

www.yomiuri.co.jp/national/20241205-OYT1T50292/

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