日本とウクライナ避難民の園児がオンラインで交流　ウクライナ少年「自転車が好きです」日本少女「ウマ娘のサイレンススズカが好きです」

CBCニュース動画
https://youtu.be/aDig45sDp84

　愛知県春日井市の「こどものまち小野町保育園」。

　モニターの画面に向かって話しかけて手を振る子どもたち。
「こんにちは～」
園児たちが話す相手はウクライナからドイツに避難した子どもたち。

４月４日に行われたのは「オンラインの交流会」です。
ニュースで現状を知るだけでなく、現地の子どもたちと顔を合わせることで様々なことを感じてほしいと開かれました。

　（現地スタッフ）
　「名前はキリルです。趣味は空手です」
　「イリヤです。自転車に乗るのが大好きです」

　自己紹介をしたり、好きなものを教え合ったり。

　こちらの女の子は…。

　（あいなちゃん５歳）
　「（アニメの）『ウマ娘』で好きなキャラクターはサイレンススズカです」

　大好きな日本の人気アニメを紹介、少し照れながらも、みんなしっかり交流することができました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dfa6531d147ad99d7a1ce66415cd45204ecd502

　その様子をすぐ横から見ていたのが、３月２６日にウクライナから名古屋に避難してきたばかりのコロトコヴァ・エリザベータさん（２２）。

　園児たちと一緒にドイツに避難する子どもたちへプレゼントのお菓子を準備します。

　そこへ書いたウクライナ語のメッセージ。

　（エリザベータさん）
　「ラーゾム、『いっしょに』（という意味）」

　子どもたちが覚えたばかりのウクライナ語「ラーゾム」、意味は「一緒に」。

　全てのお菓子に書きました。

　（あいなちゃん５歳）
　「食べて楽しくなってほしい。（画面に向かって）お菓子を送るから待っていてね」

　（エリザベータさん）
　「ドイツにいる子どもたちは遠い道のりを行かなければならなかった。日本とウクライナの、この交流は。子どもたちにとって、とても大きなサポートになる。本当にありがとうございます」