女「私はロリコンですが、赤ちゃんのふりをしてセックスしてくれる理解のある彼くんがいます」

25歳のルビーはずっと、ドイツ北部の小さな村に隠れ住むようにして、苦悩に苛まれながら孤独な日々を送ってきた。彼女には秘密があるからだ。もし暴かれてしまったら、社会から排斥され、場合によっては殺されてしまうかもしれない恐ろしい秘密が。

ルビーは小児性愛者だ。

そのほとんどを男性が占めている小児性愛者の世界において、ルビーは特殊な例だろう。実際、小児性愛の治療にあたる、ある医師は、彼が診た約1万人の患者のうち、女性は3人しかいなかったと話す。

さらに珍しいことに、ルビーは同じ小児性愛者の男性と恋愛関係にある。昨年、欲求を行動には移さない小児性愛者のためのオンラインフォーラムで、シリウスと出会った。彼も偶然、ルビーと同じ村に住んでいたのだ。

私がルビーと連絡を取り合うようになったのは1年ほど前。当初の目的は、小児性愛の世界を調査し、児童への性的虐待に歯止めをかけるためにできることを探るためだった。ルビー（Ruby）という彼女の偽名は、「赤ずきんちゃん」を意味するラテン語（rubra cucullo）に由来する。

「人は私が赤ずきんちゃんだと思うかもしれませんが、本当はオオカミなのです」

時間と共にルビーは私を信頼してくれるようになり、彼女とシリウスを訪ねることを許してくれた。ベルリンから列車に乗って向かった私を出迎えたのは、黒のパーカとゆったりとしたジーンズ姿の二人だった。

実際に会ったとき、二人とも立ちすくんでいるようにも見えた。ルビーは泣き出してしまい、27歳のシリウスは私と目を合わせることができない。

彼らが小児性愛者であることを知っている非小児性愛者は、二人がそのことを打ち明けたルビーの母親を別にすれば、私が初めてだった。

一緒に歩くうちに少しずつ打ち解けてきた二人は、それぞれが惹かれる「対象年齢」を明かした。一方で、自分たちは絶対に子供に手を出さないとも語った。小児性愛の調査を始めてから1年以上経っていたが、二人の告白の内容は、これまでにないほど私の心をかき乱した。

ルビーは不幸な幼少期についても語った。父親からは愛情はおろか、娘と絆を築こうとする気持ちすら感じたことがなく、自分は望まれていない子供だと思いながら育ったという。そんな彼女が自分の中の欲求に気づいたのは、ティーンエイジャーの頃のこと。日本のアニメに登場する少年に性的な興奮を覚えたときだった。

小児性愛の衝動についてシリウスと話をできるようになったことで、孤独から救われた。そうでなければ二人とも自殺していたかもしれない──そうルビーは語る。

そしてお互いに「対象年齢」ではないものの、ルビーとシリウスは恋愛関係にある。毎日1回は必ずするセックスのとき、交代でどちらかが赤ん坊のふりをするという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b0e712aa3d450ae8fb38eabf5831505c27ead7

これは規制せねば