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課長「話がある」
夫「なんでしょう？」
課長「君に転勤してもらうことになりそうだ。いや、ほぼ決定といっていいだろう」
夫「……！ そ、そうですか」
課長「来週にでも正式に辞令が出るはずだ」
夫「……はい」
課長「今のうちに、家族との思い出を作っておいた方がいい」
夫「分かりました……」
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盆と正月とゴールデンウィーク以外、帰って来ねぇからな！
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>>2
ゾクになんだよ！ -
>>2
たけしぃぃぃ -
単身赴任前提かよ
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転勤族になるのか
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夫「ただいまー……」
妻「お帰りなさい」
妻「どうしたの？ あまり元気がないけど……」
夫「実は……転勤が決まってね」
妻「あら、そうなの。大変だけど……サラリーマンってそういうものだものね」
妻「で、場所は？」
夫「場所は――」
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出てってやるよ！盆と正月しか帰ってこねえよ！！
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体の友じゃねーか
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この設定で大企業エアプのvipperが書くのは無理だろ
この時点で各種補助がどうなってるかわからないと喜ぶことも悲しむことも確定しないから読者にミスリードしてることに気づいてない -
マイナス表記なんだが
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妻「……は？」
夫「……」
妻「どうして……どうして断れなかったのよォォォ！！！」
夫「んなこといったって、しょうがないだろ！」
妻「しょうがない？ そんなんだから、転勤するはめになるのよ！ もっと強気でいないと！」
夫「なんだと！？ 会社員なんてのはワガママいえないんだよ！」
妻「だからって、なにもあなたが！」
夫「うるさいな、もう決まったことなんだよ！ 俺だって転勤したくねえよ！」
妻「じゃあ会社にそういえばいいのに！ どうして……！」
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書き溜めてないの？遅くね
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夫「はぁ……はぁ……はぁ……」
妻「はぁ……はぁ……はぁ……」
夫「もう、どうしようもないんだ……。今会社を辞めるわけにもいかないし」
妻「うっ、うっ、ううっ……」
夫「すまない……」
妻「ううん、こっちこそ……ごめんね……」
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はよはよ
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妻「あの子には……どうする？」
夫「明日の朝、俺からいうよ」
妻「そう……」
夫「ま、あの子はまだ小さいし、なんのこっちゃって感じだろうけどな」
妻「ねえ、あなた」
夫「ん？」
妻「今夜は……いいでしょ？」
夫「ああ……いいとも」
…………
……
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明日からすぐ単身赴任でもするのかよ
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性描写なしかよ
どーせ2人目生まれるんだろうなあ -
ひどすぎる！
男の器が極端に小さいんだな -
娘「なあに、お話しって？」
夫「実はな……パパ、転勤することになってな」
娘「転勤って……働く場所が変わることだよね」
夫「そうだよ」
娘「あたし、転校するの？」
夫「いや、転校はしないよ。パパ一人だけ転勤なんだ。単身赴任だ」
娘「ふうん……」
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娘「あたし、転校してもいいよ」
夫「！」
娘「パパ一人じゃ寂しいでしょ」
夫「いや！ 絶対ダメだ！ 転校なんてさせないぞ！」
妻「そうよ！ 変なこといわないで！」
娘「！」ﾋﾞｸｯ
娘「う、うん……ごめんなさい」
夫「じゃあ、そろそろ会社に行ってくるよ。元気に学校行ってきなさい」
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夫「おはよう」
同僚「おはよう」
同僚「……」
夫「どうした？」
同僚「聞いたよ。転勤……すんだって？」
夫「ああ」
同僚「これ、少ないけど……餞別」
夫「！ こんなに……ありがとな」
同僚「いや……頑張れよ。くれぐれも自分を大事にな」
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OL「あの……」
夫「ん？」
OL「転勤されるんですって？」
夫「うん、そうなんだ」
OL「これ、よかったら……お守りです。安全祈願の……」
夫「ありがとう。励みになるよ」
OL「絶対大丈夫ですよ！」
夫「うん……何年ぐらいか分からないけど、きっと無事に過ごしてみせる」
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早よ行けグズ
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悲壮感ある
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夫「ただいまー」
妻「お帰りなさい」
娘「おかえりなさーい！」
妻「今ビール出すわね」
夫「ありがとう」
夫「……」
夫「なぁ、今度の休み……みんなで遊園地に行こうか」
妻「えっ！」
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夫「ここんとこ家族サービスできてなかったし、たまにはいいだろ」
娘「ホント！」
夫「ああ！」
娘「ワーイ！ ワーイ！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
妻「いいの、あなた？ 疲れてるでしょうに……」
夫「いいんだ。まだ辞令も出てない今のうちに、たっぷり思い出を作っておきたいからな……」
妻「あなた……」
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娘可愛い
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休日――
夫「お、やってるやってる」
妻「遊園地なんて久しぶりね」
夫「ここんとこ忙しかったからな。すまない」
妻「いいのよ」
夫「さてと、なにに乗る？」
娘「えーとね……あたし、お馬さんに乗りたい！」
夫「メリーゴーラウンドか。いいだろ、乗ろう！」
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幸せになってほしい
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娘「楽しかったー」
夫「次はどうする？」
娘「じゃあね……ジェットコースター！」
夫「よし、分かった！」
妻「私は苦手だから、下で待ってるわね」
夫「ああ」
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ｶﾞﾀｺﾞﾄｶﾞﾀｺﾞﾄ…
娘「あがってくー！」
夫「……」
ﾋﾟﾀｯ…
娘「たかーい！」
夫「……」
ゴォォォォォォォッ！！！
娘「きゃああああああっ！」
夫「うおおっ……！」
ゴォォォォォォォ……
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最近SS増えてきた気がする
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娘「おもしろかったー！」
妻「よかったわね」
夫「……」
妻「どうしたの、あなた？」
夫「いや……せっかく上り調子だったのに、一気に転落する……って」
夫「まるで俺の人生みたいだなと思ってさ」
妻「そ、そんなことないわよ」
夫「……」ｽﾞｰﾝ
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妻「そうよね？」
娘「うん、ジェットコースターって上がったり下がったり回ったりするけど」
娘「結局無事ゴールできたじゃない！」
夫「……そうだな」
夫「二人とも、ありがとう！」
妻「ううん、いいのよ」
妻（平気そうな素振りしてたけど、やっぱり内心だいぶ落ち込んでるのね……）
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娘「次はねー、お化け屋敷行こうよ！ ここのお化け屋敷はお化けと戦えるんだって！」
夫「お化け……」
妻「！」
娘「どうしたの？」
妻「あ、あなた……」
夫「そうだな、行こう！ お化けをやっつけて、俺がお化けにならないようにしよう！」
妻「そうよ、あなた！」
娘「パパ、はやくー！」
ｱﾊﾊﾊﾊﾊ…
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係員「この光線銃で出てきたお化けをやっつけて下さい」
夫「分かりました」
……
ﾋｭｰﾄﾞﾛﾄﾞﾛ…
娘「パパ、こわ～い」
夫「心配するな、パパがついてる」
お化け「ガアアアアアッ！」
夫「うわっ！」
娘「きゃあああっ！」
夫（結構本格的だな……大人でも怖い）
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娘「ひえええ……」
夫「大丈夫だ！ 必ず生き残るぞ！」
夫「とりゃあああああっ！」ｶﾁｶﾁｶﾁｯ
ﾊﾞｷｭｰﾝﾊﾞｷｭｰﾝﾊﾞｷｭｰﾝ
お化け「うぎゃあああああああ……！」
夫「や、やった……！」
娘「パパ、すごーい！」
夫「ああ、パパは強いんだ！」
夫（そうだ……この子のためにも俺は死ぬわけにはいかないんだ）
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夫「遊園地、楽しかったか？」
娘「たのしかったー！」
妻「私もよ、あなた」
夫「そうかそうか。おかげで俺もいい思い出が出来た」
夫「この思い出を胸に……転勤先でも絶対生き残ってみせるぞ！」
妻「お願いね、あなた」
夫「転勤することになった」妻「どうして断れなかったのよォォォ！！！」
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