同僚に虐められたオッサン（５６）、自殺を強要され死ぬ

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東武東上線の踏切に同僚男性を入らせ自殺に見せかけ殺害、会社社長ら容疑で逮捕

　職場の同僚男性を踏切内に立ち入らせ、自殺に見せかけて殺害したとして、警視庁は８日、東京都小平市の塗装会社社長の佐々木学容疑者（３９）ら男４人を殺人と監禁の両容疑で逮捕した。４人が日常的に男性に暴行を加えるなどして抵抗できない状態に追い込んでいたとみている。

　ほかに逮捕されたのは、いずれも同社員の島畑明仁（３４）、野崎俊太（３９）、岩出篤哉（３０）の３容疑者。

　電車の運転士の目撃情報から、高野さんは当時、遮断機が降りた踏切内に１人で立ち入ったとみられる。

　警視庁が周辺の防犯カメラ映像を調べた結果、４人のうち島畑、野崎両容疑者が踏切付近に車で送り届けていたことが判明し、死亡の経緯を調べていた。

　捜査関係者によると、高野さんは同社で２０１５年２月～２３年１０月まで入退社を繰り返しながら、働いていた。４人が任意提出したスマートフォンには高野さんが日常的に暴行を受ける様子を撮影した動画が残されていた。