るるさん「敵に囲まれてしまった」クルリ「ここは私に任せてください。混沌に住まいし獣よ……」

クルリ「闇に潜む傀儡、踊り狂い果てに得る絶望、燻り熱を帯び、朽ちる永遠への旅路……咲き誇れ！見えざる神の花弁！」

敵の集団「ぎゃああああああああああああ……」全身から血を吹き出して死ぬ

るるさん「すごい……」

クルリ「今のうちです。行きましょうるるさん」

るるさん「すごいねクルリ。あんなことができて」

クルリ「ん？そうですか？別に普通だと思いますけど」

るるさん「そんなことないよ。あんな恥ずかしいこと普通はできないよ」

クルリ「え……？」

るるさん「混沌に住まいし獣よ……だっけ。真顔であんなこと言うなんて。ぶふっ」

クルリ「……」

るるさん「闇の傀儡よ、踊り狂え笑」

クルリ「……闇に潜む傀儡、踊り狂い果てに得る絶望、です」

るるさん「ぶはっ！それそれ！ふふっ……！ふくくくくっ……」

クルリ「……」

るるさん「じゃあ行こうか、……ふくくくくくっ」

クルリ「ふふっ……そうですね、行きましょうか……」

るるさん「くくっ……ダメだごめん。ふふっ……笑いこらえきれない……くくくくっ」

クルリ「ふはっ……へへへっ……なかなかゴキゲンですね……へははははっ……」

クルリです。真剣にやっていることを笑われることほどつらいことはないですよね。
次回「ここが墓標だ。貴様には地獄すら生ぬるい」に続く。絶対に見てくださいね。