お父さん（69）、息子（14）の部屋にトンボを放ち逃げた息子をボコボコにして逮捕される

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区の自称・アルバイト従業員の69歳の男です。この男は26日午前10時ごろから30分ほどの間に、自宅で中学生の息子の顔を殴り、ケガをさせた疑いが持たれています。息子は唇が切れています。

警察によりますと、男は息子が虫嫌いなのを知った上で、部屋にトンボを放ちました。息子が悲鳴を上げながらトイレに駆け込むと、腹を立てて暴行していました。同日の正午まえ、息子が「父親に殴られた」と直接、警察署を訪れて届け出て事件が発覚。捜査の結果、傷害の容疑が固まったとして、26日夜、男の逮捕に至りました。

取り調べに対して自称・アルバイト従業員の69歳の男は「軽く手を出したところ、息子のほうから当たってきた」などと話し、一部、容疑を否認しています。警察は男が暴力行為をくり返していた可能性もあるとみて、引き続き経緯などを詳しく調べています。