「中国残留孤児」これ本当に悲しい話だよな。でも、そんな日本人の子どもを分け隔てなく育ててくれた中国の田舎の人は偉いわ

https://news.yahoo.co.jp/articles/a21010a5a31e970da32b9dfd4e64184dd68ee690

徳島市出身の中国残留孤児で、内モンゴル自治区で教育支援や植林、日中友好などに携わった烏雲（ウユン）さん=日本名・立花珠美さん=が7日、同自治区の病院で亡くなった。87歳だった。大腸がんなどで入院していたという。「烏雲先生をたたえる市民の会」の藤原学事務局長（74）=鳴門市=は「日中関係がこじれている今こそ、烏雲さんが力を入れた民間交流を大切にしたい」と話している。

烏雲さんは2歳のときに兄を日本に残し、家族で徳島から旧満州へ移住した。しかし7歳のとき、旧ソ連軍の侵攻を受け、家族が亡くなって孤児になった。現地の養父母に育てられて教師になり、1981年に日本に一時帰国して兄と再会を果たした。その後は中国の砂漠の植林運動や日本語教室の設立、日中友好などに取り組んだ。

昨年9月、中国から約5年ぶりに徳島に里帰りを果たし、徳島市内で開かれた交流会で「親戚や友人の皆さんと再会できて本当に感動しています。ふるさとの皆さんのご理解、ご協力に感謝申し上げます。亡くなった兄のお墓参りも果たすことができて良かったです」などと話していた。

藤原さんは、烏雲さんが「平和が一番大切です」とよく話し、いつも笑顔だったことが印象に残っているという。「誰にも優しく気遣いができて、誰からも好かれる方でした。日中友好に大きく貢献してくださっただけに、非常に残念です」と話した。

遺言に従い、烏雲さんの遺灰は10日、日本ともつながっている大連沖の海に散骨されたという。藤原さんは「これからは日本と中国を自由に行ったり来たりできるのではないでしょうか」と語った。

県は10月末、長年にわたり徳島と中国との架け橋になり交流に貢献したとして、烏雲さんに感謝状を贈っていた。また、県日中友好協会を通じて、烏雲さんの親族にお悔やみを伝える手紙も渡したという。（森直由）

地政学的にはそういう土地だってのを理解してないネトウヨ多すぎ
中国人の心理も侵略される、狙われる恐怖が前提にある