幼稚園で教職員が大量退職　園児も230人→60人に　昨年度途中から園長になった理事長の妻が原因か

　愛知県春日井市の学校法人が運営する私立幼稚園で昨年度、少なくとも正規の教職員18人が退職していたことが分かった。園で働く正規の教職員の半数以上にあたる。
園関係者によると、幹部の言動や非常勤職員の削減など園の運営方針を巡り、職員が不満を募らせたことが原因とみられる。保護者からは運営への不安の声が上がり、昨年度230人ほどいた園児は本年度約60人まで減ったという。

　職員側への取材によると、同園では昨年度途中に理事長の妻が園長に就任。理事長の妻は、給食や園児に聞かせる音楽などについて、それまでの方針を変更するように指示した。
現場の意見が聞き入れられないと不満を抱えた職員らが今年に入り、相次いで退職…

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